平和教育・人権教育

Peace Education And Human Rights Education

相手を思いやる、相手を理解する
世界の人々が平和に暮らし、互いに尊敬し合うために欠かせない思いを育てる

本校では、教育の基本とするキリスト教主義や、学校で学ぶ知識を基にして、世界平和に貢献でき、国際社会において信頼される人間を育てることをめざしています。生徒たちが、さまざまな形で「平和」について考える機会を設けています。

さまざまな取り組み

研究旅行やさまざまな科目の授業を通して、通年的に平和学習に取り組んでいます。平和に対する意識が、研修旅行後も、そして卒業後も深く心に残り続け、「平和を作り出す人(注:聖書の言葉)」であり続けてほしいという願いに、生徒たちも応えています。

  • 研修旅行事前学習 研修旅行向けて、該当学年では研修旅行の事前学習を 1 学期から実施しています。
  • ビデオ・講演等による事前学習 ビデオの視聴や講演会を実施し、理解を深めていきます。
  • 調べ学習 図書やインターネットを活用して、各自またはグループで先の戦争について調べます。
  • 長崎研修旅行[実施時期:中学2年生3学期]
    原子爆弾投下によって大きな被害を受けた長崎での見聞を通して、平和について学びます。ホームルームでの事前学習で知識を深めて研修に臨み、研修後の事後学習では自分たちの言葉を冊子『平和を作り出す』にまとめます。
  • 沖縄研修旅行[実施時期:高校2年生3学期]
    住民の方の証言などから戦争について学ぶとともに、現地の風土や文化を体験して沖縄への理解を深めます。生徒主体で1か月以上の事前学習を行い、研修後の事後学習では冊子『平和を作り出す人』を作成。平和であることの意味や沖縄が抱えるさまざまな問題について考えます。
  • Peace Week
    自分たちがいかに無意識に平和な日々を手にしているのか、その一方で、平和を希求してやまない人々が世界中にいかに多くいることか。「平和」「平等」「自由」の意味を考え、互いの思いを語り合います。 生徒ボランティアが中心となって企画し、平和について問いかけます。
  • 人権週間
    自分たちの身近なところにある「部落差別」「人種差別」「障害者差別」「性差別」などのさまざまなテーマを取り上げ、実情を知るとともに理解を深めることによって、互いの違いを認め合い、差別を許さない心を育てます。