寮生活

Dormitory Life

仲間との生活は将来の財産
帰国生徒受け入れ校ならではの、伝統ある「教育寮」

帰国生徒受け入れ校として開校以来、本校は学寮を併設してきました。高校生という多感な時期に、同じ年齢の仲間たちと共に暮らし、互いを知り、語り合える経験は、将来の財産になると考えています。入寮当初は不安を抱えながらの生活で、保護者の方も生徒もさびしい思いをすることでしょう。しかし、寮生活に慣れて学年が進むにつれ、保護者の方は長期休暇に帰ってくる我が子を見て、その成長ぶりに驚かれるに違いありません。そのような有意義な生活を送ることのできる学寮でありたいと願っています。

学寮外観
注意寮は高校生のみを対象としています。中学生の受入は行っておりません。

学寮(男子寮・女子寮)

  • 対象
    高校男子・高校女子
  • 入寮資格
    海外に保護者の在住している生徒
    遠方で登校困難な生徒
  • 目的
    教育寮として、和やかな雰囲気の中で、自主自立の力を育てる
  • 設備
    3階建て、洋室3人部屋
    各室空調完備、ベッド・机・椅子・書棚・クローゼット既設
  • 入寮に際しては、保証人を設定していただく必要がございます。
    詳細は、入学願書の「入寮希望者へ」をご覧ください。

  • 食堂
  • 机、書棚、ベッド、クローゼットが機能的に配置
  • リビング

学寮の運営

寮では、基本的に生徒たちの自主活動を求めています。その活動を支援・サポートするために以下の組織が編成されています。
学寮委員会
学校のサポート体制と運営方針を決定する委員会。校長、教頭、事務長、生徒指導・寮務センター、寮監・寮母で組織され、寮生活や寮則などの改善すべき点を話し合います。保護者からのさまざまなご質問やお問い合わせなどについて、学校的な判断が必要な事案はすべて、この会議に諮られます。
寮生会
寮生が自分たちで活動するために組織された会で、入寮と同時に入会します。寮内でのさまざまな活動を企画・運営し、寮生活改善のための会議も行います。各寮から選出された寮長が会の代表となります。
生徒指導・寮務センター
寮生の自主的な活動をサポートするとともに、教育的立場から寮生活の改善、指導を行います。学校の校務として活動し、現在3名(6名)の教員がその任にあたっています。
寮監
寮生活をもっとも身近なところからサポート、指導するのが寮監・寮母です。寮に常駐し、24時間態勢で寮生の生活を支えています。本校の寮は「教育寮」として、日常の学習および生活習慣、マナーにいたるまで寮監・寮母を中心に厳しい指導が行われています。
寮生の1日のスケジュール
寮生は寮則に基づいて日々の生活を送っています。中でも、最も基本的な行動指針は、毎日定められている日課(学期中の通常の授業日に対する規定)です。
  • 特別な場合を除き19時には必ず帰寮
  • 19時から翌朝7時までは、外出禁止
  • 洗濯は各自。掃除は毎日。
    共用スペースの掃除は当番制
7:00 起床・朝食
8:00 登校
8:25 礼拝
9:00〜15:30 授業
16:00〜19:30 入浴
17:45〜19:30 夕食
19:00 門限
19:30 点呼
19:30〜23:30 生活・学習時間
23:00 就寝
寮生の年間行事
寮生が自分たちで企画・運営する行事は、寮生どうしの親睦・交流を目的とするものです。快適な寮生活を送るための行事(大掃除など)もあります。
4月 入寮宣誓式<入学に先立って新入生の宣誓を行います>
対面式<新入生と寮生が顔を合わせます>
新入生歓迎パーティー
7月 大掃除
編入生入寮宣誓式
10月 寮生パーティー
12月 大掃除
1月 寮生お別れパーティー/離寮式
3月 大掃除
寮生の健康のサポート
京田辺市内の総合病院である京都田辺中央病院(医療法人社団石鎚会)が、本校の協力病院として寮生の健康もサポートしています。

閉寮期間

開寮日・閉寮日は、学校の定める年間行事によって決められています。開寮期間中は土・日・祝日も寮にとどまることができます。長期休暇中は、保護者の元に戻って親孝行をし、寮生活の疲れをゆっくりと癒してもらいたいという思いから閉寮しており、この期間中の部活動その他の活動については、保護者監督下での安全かつ健全な生活が確保できる宿泊場所を各自において用意されるよう、お願いしています。