国際主義 Internationalism

自ら世界で学んだ新島襄のように、異なる価値観を受け入れ、
そこから何かを見いだすことのできる、真の国際人の育成を目指します。

STUDENT VOICE

同志社国際には世界のさまざまな国からの帰国生徒が集まっています。校内はいろいろな言語でコミュニケーションをとっている生徒に満ちていて、どこの国でもない不思議な世界へ入り込んだかのようです。すべての国のことばを自由に話すことは不可能でも、全校生徒をつなぐ日本語を通して多種多様な文化を感じられる同志社国際こそが世界に通用する国際人として育つことが出来る場所だと感じます。

国際主義とは、「世界中の多種多様な価値観を認め合い、理解すること」だと思います。同志社国際ではさまざまなバックグラウンドを持つ生徒がいます。彼らと共に過ごし、多様な価値観に触れることで、今まで出会うことのできなかった大きな世界に出会うことができます。この学校では、これまで想像もできなかった考えに気づき、世界で起きている問題を多くの視点から考える機会にあふれていると思います。

TEACHER VOICE
相手を理解するために必要なことは「民族」や「国籍」ではなく、その人がどのような経験をし、どのような文化で生活してきたかということだと思います。そして、その経験は一人ひとり違い、物事も一つの基準で計ることができません。そのような「世界の市民」が集まる空間が本校なのではないでしょうか。「世界の市民」を理解するために大切なことは、自分の価値観をいったん壊し、相手が大切に思っていることを、自分も同じように大切だと思うように努めること。それが国際主義なのではないかと、生徒を見ていて考えるようになりました。