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SSR(高校2年生)『地域・都市の社会学』各章ごとのプレゼンテーション1

  • 2022.06.14
  • 授業

『地域・都市の社会学』を読み、グループごとに各章を担当してまとめたものについて、今日から生徒たちがプレゼンテーションを行い、ディスカッショントピックについて話し合います。発表の際の資料と強調されていた要点、そして聞いていた生徒たちも含めてディスカッションになったトピックを紹介します。

 

●第7章 利の公共空間──人の集まる場所のしくみ

「公共空間とは何か」

公共空間を観察し、様々な都市の事例からプライバタイゼーション(民営化、私物化)の問題を取り上げ、理想の公共空間を考える。


ハノイと他の都市では空間に対する考え方の違いがあっておもしろい

人間も生き物、生き物の距離感の違い

公共空間が具現化?

NYでのBID(ビジネス地区の発展計画)による公共空間の衰退


●第11章 地域・都市はどこへ行くべきか──地域への問いと社会学的想像力

「個人化・分断化」する社会の問題点

個人化によるリスク社会の増大で、地域でともに生きる大切さを考える。居心地の良いひとり空間も、多数のサービスの提供者に支えられてこそ成立している。現代社会の中で、主体の自由の保障と主体間の連携の両立がカギとなる。共に生きるためのよりよい仕組み作り。


中間集団(組合などの守る共同体)の衰退化

丸腰で大きな権力と向き合うリスクの進行

バックグランドの違う人たち、他者とのつながりを取り戻すことは街を捉えるうえで大事なポイント


●第12章 創造と継承──都市の未来,都市の歴史

「都市という空間とは」

都市の未来を考える、イメージすべき未来像を具現化するもの。常に変わっていく都市。都市を様々な方面からとらえる。経済、文化、創造、伝統、歴史、そこで生きる人々の課題。


より良い未来を創るための都市とは?

未来社会での都市の関係性は?

未来都市の具体的な形が次の万博で示されるのか

サイバースペース(仮想空間)でどこにいてもつながることができるが