OECDプログラム「プロジェクト・インフィニティ」実施
- 2024.12.01
- イベント
昨年、OECDの「プロジェクト・インフィニティ」の一環として、ウクライナの5つの学校とのオンライン交流が実施されました。本校から約20名の生徒が参加しました。
ウクライナでは、活動中にアラートが発令され、学校が急遽休校となるという緊急事態が発生しました。それでも、現地の生徒たちはシェルターからオンライン活動に参加し、厳しい状況下でも学びを続ける姿勢を見せてくれました。ウクライナの生徒たちは、普段の生活の中で直面する困難にも関わらず、このプロジェクトに対して非常に前向きな態度を示し、双方にとって貴重な交流の場となりました。
プロジェクトでは、互いのランチタイムやカリキュラム、得意な活動(歌やダンスなど)について動画を作成し、交換するという内容が盛り込まれました。これにより、生徒たちは様々な文化や日常生活の違いを知り、理解を深めることができました。特に、普段何気なく過ごしている日常が、いかに貴重であるかを改めて感じる機会となり、参加者全員にとって貴重な学びとなりました。
このプロジェクトは、10年前にOECDと同志社国際高校が実施した「OECD東北スクール」の後継としてスタートしたもので、今回のオンライン交流はその流れを受け継ぐ形となりました。さらに、12月には10年ぶりにパリで開催される教育をテーマとした国際会議に、本校から5名の生徒が代表として参加します。