SSD(高校3年生)全国高校生フォーラム参加報告
- 2024.01.23
- その他
3年生のSSD講座も残すところあと2回となりました。本日のSSD講座は、冬休みの間に開催された文部科学省と筑波大学共催の「2023年度全国高校生フォーラム」に参加したメンバーによる参加報告とプレゼンテーションを行いました。(フォーラムの詳細については2023年12月17日の記事参照)
発表のテーマは「どのようにしてシビックプライドを多文化共生コミュニティの中で構築していけるか」です。今日は多くの帰国生徒の前で発表し、高校生フォーラムで他校の生徒たちにプレゼンテーションをしたときとはまた違う緊張感を感じているように見られました。また英語での発表に続いて日本語でも発表をしてもらうことによって、伝えたいことを考えて整理し、言葉を選ぶことの難しさと大切さを感じることができたのではないでしょうか。
発表後にはクラス内で質疑応答の時間を設けました。「なぜ事例としてCapeTownとAmsterdamが挙げられたのか?」や「テーマにあるMulticultural Communitiesと、ケープタウンの事例にあるCultural Diversityの言葉の選び方に違和感がある。」など、同志社国際生ならではの質疑やコメントもあり、発表メンバーはそれに対してひとつひとつ真剣に考え、答えていたのがとても印象的でした。
全国高校生フォーラムでの発表とクラスでの発表を経て、発表したメンバーは良い刺激を受け、貴重な経験を得ることができました。今回発表をしなかった生徒もプレゼンテーションを聞き、質問をしたりコメントをすることでテーマについて共に考え、話し合う貴重な時間を持つことができたと思います。今後、新たにみつかった課題や関連したテーマについて考え、将来のリサーチにつなげていってもらいたいと思います!