SSD(高校3年生)新しい学年 リサーチブック完成に向けて
- 2023.04.11
- 授業
この講座も最後の一年となりました。生徒たちは、これまでに学んだ知識や経験から、一冊のリサーチブックを完成させる予定です。
● 春休みの経験から訪ねた街やしたことを共有する
● リサーチブック原稿の統合
● ワークシートの取り組み
教員の春休みより
(帖佐香織教諭)教育開発センターの仕事に関わっていて、その事務室を心機一転模様替えしました。講座のテーマであるSDGsを意識してなるべく廃材を使うなど気を配りました。そこで感じたことは、こういった身近な小さな改革も、周りの人と相談しながら気に入った空間を作りあげるといった点でまちづくりにとても似ているということです。
また、この休み中に『北欧のパブリックスペース』の著者のデビット・シムさんに会う機会がありました。そこでお話をして本の解説を聞くうちに、パブリックスペースというと公共空間の大きな整備を想像しますが、個人で道端に椅子を出したり空き地にスタンドを立てたり、軒先で野菜を売ったり、というちょっとした仕掛けで人は集まり心地の良い場所はできるという大きな気付きでした。自分たちでできることがいっぱいあるし、日本でもたくさんの可能性が秘められていると感じることができました。
(城村怜教諭)教務センターの仕事に関わっているので、春休みはとても忙しい時期です。時間割、クラス替え、教科書の準備といった新年度に向けた仕事に追われていましたが、こうして授業が始まってようやくやり終えたことを実感できるようになったところでした。
リサーチブックの原稿を統合する
Teamsにそれぞれの原稿を集約し、共有してチェックします。各自Teamsに入り作業を終えたら、ほかの人の原稿に目を通し早速気が付いたことをメモしていきます。書き方のくせや原稿の統一感をもたせるようにすることも忘れないでください。