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SSD(高校3年生) 私たちの住みたい街・シビックプライドを持てる街

  • 2021.04.13
  • 授業

いよいよこのWWLコンソーシアム構築支援事業の取り組みとしても最終学年の学び、SSR(Sustainable Society Research)からSSD(Sustainable Society Design)へと展開します。新型ウィルス感染拡大の影響から多くの予定変更を余儀なくされていますが、それでも昨年までのドイツの環境政策やヨーロッパの街づくりを学んだ知識を活かし、持続可能な「街づくり」をテーマに、学校が立地する京田辺市のことを調査研究し私たちの考察から1つの提言をまとめる予定です。生徒たちの誇りを持てる街を、高校生である生徒たちならではの発想でデザインしていきたいと思います。

 

●担当する教員

3年間を通じて学ぶこの講座では、多様な専門の教員によるチームティーチング形式での授業も大きな特色の1つです。SSDは2名の教員が担当します。

 

坂下淳一教諭(理科):私と帖佐先生はお互いの考えが違っても、忌憚なく意見交換をしています。皆さんもこの講座ではそのようなコミュニケーションを大切に、自分の将来住みたい街へと想像を膨らませて、お互いの意見を恐れず戦わせてください。高校生らしい、そしてハッとさせられる発想を大いに期待しています。

 

帖佐香織教諭(社会科):私は、外国、ヨーロッパの街や日常の生活に魅力を感じています。それがどうしてなのか、また実はまだよく知らない京都や京田辺のことも、この講座を通して一緒に学びたいと楽しみにしています。

 

●●昨年度の課題から思い付く発想をどんどん書き出してみる

-参考資料 京田辺市ホームページ「第4次京田辺市総合計画書」

 

昨年度からの講座の課題:京田辺市のSDGsに関わる取り組みを調べ、興味を持ったこと、高校生が関わることができるものを取り上げてみる。

今日は、前年度の課題で注目した取り組み、そして京田辺市が打ち出している総合計画からもSDGsに関わる取り組みを確認し、自分たちの住みたい街、シビックプライドを持てる街についてのアイディアをワークシートに挙げてみました。教員からは、まじめに考えつつも想像力を膨らませて楽しくなるような、そして一過性のイベントのようなものではなく街全体の質を上げるようなものを、というアドバイスがありました。今後、最終的にはそれぞれのアイディアをまとめて発表し、意見を交わしたいと思います。