SSR(高校2年生)Nueva中学生とまちづくりについて考える
- 2024.05.16
- 授業
今日はアメリカから来日しているNueva Middle School交換留学生をお迎えして授業を行いました。アメリカ、中国、シンガポールなど、様々な国に住んでいた経験があるNueva中学生と本校生徒が顔を合わせ、自分たちが住んでいるまちについて、理想とするまちについて話し合い、お互いの考えを共有する機会を得ました。
まちづくりについてNueva中学生に問いかけた質問を一部ご紹介します。
● 空港は公共交通機関でアクセスできる都市の中心部にある方が良いと思いますか、また車でしかアクセスできない、都会から離れたところにある方が良いと思いますか?
● Well-beingについてどう思いますか?それについて学校で学びますか?
● 美術作品を個人的に所有するか、パブリックスペースである美術館で共有するか、どちらがいいですか?
● スウェーデンやデンマークは一人あたりのGDPが高く、生きがいがあり幸せな暮らしができる国として挙げられています。どのような要素がそれらの国を幸せな国にしていると思いますか?
● 資金面の問題を抜きにしたら、まちの交通について何を変えたいと思いますか?
● バンクシーの絵についてどのように思いますか?
Nueva中学生も本校の生徒も、英語、中国語、日本語の中でそれぞれが得意とする言語を使用し、3か国語が飛び交った国際色大変豊かな授業となりました。最後の質問、「資金面の問題を抜きにしたら、まちの交通について何を変えたいか。」という質問に対しては、Nueva中学生は、特急列車、女性専用車両、動く歩道、トイレ付電車などと答え、私たちの生活では当たり前にあるものが彼らの国になく、あったらいいと思われるものがあることを認識できました。また、電車のセキュリティを強化するなど、我が国にも共通すると考えられる課題もみつかりました。
ひとりひとりがしっかりと意見を持ち、質問に元気よく答えるNueva中学生がとても印象的でした。和気藹々とした雰囲気でそれぞれが住むまちやまちづくりについて思うことを共有することができ、SSRの受講生とNueva中学生にとって大変貴重な交流の時間となりました。