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SSR(高校2年生) SSSの振り返り/お互いを知ろう

  • 2023.04.11
  • 授業

高校1年生で受講した「SSS(Sustainable Society Study)」からその学びを深めたいと希望する生徒たち6名がこの「SSR(Sustainable Society Research)」を受講します。このWWLプログラムでは高校1年生「Sustainable Society Study」から3年生「Sustainable Society Design」まで一貫して、「まちづくり」をテーマとし、グローバル・イシューを取り上げ、問題解決へのアプローチを行います。またさまざまな科目の教員が担当するチームティーチングも大きな特徴であり、本年度の「SSR」を担当するのは、教科もバックグラウンドも異なる、情報科の松野翔太教諭と英語科の山田ショーン教諭です。今日は、第1回目の講座です。

 

 

今日の講座

● ガイダンス

2つの目標(成果をアウトプット/ロジカルな思考と文章)

● 自己紹介

趣味や特技/将来の目標/なぜこの講座を選択したか/住んでみたい国や場所など

● SSSの振り返り

印象に残っていることや学べてよかったと思うこと

● アイディアを出すためのワーク

アイディア発想法の1つであるエクスカーションの実践

 

 

この講座では、アカデミックスキル、課題解決のための方法論を身につけ、グループワーク、フィールドワークを通して、答えが1つでない問いに向き合う姿勢、「社会」をつくる一員であることの自覚をもって取り組んでほしいと考えています。SSSで学んだSDGs・社会・経済についての基礎知識もより深めていきます。6人というアットホームな講座で、SSRは1つのチームです。教員と生徒の距離も近くさまざまなことを話しやすい場となりそうです。

 

生徒たちの自己紹介から

住んだことのあるところ:アメリカ(ジョージア)、豊中

趣味:ダンス(ジャンルはガールズ)

将来やってみた仕事等:未定

SSR受講理由:SSSを受講して街に興味を持てたこと

将来住んでみたいところ:豊中に住み続けたい(便利、充実した施設)

 

住んだことのあるところ:イギリス、ドイツ

趣味:テニス

将来やってみた仕事等:海外での仕事

SSR受講理由:ヨーロッパの街を見直す機会、自分の経験も生かせると考えたから

将来住んでみたいところ:カナダ(大学院進学に興味がある)

 

住んだことのあるところ:ウィーン、シカゴ

趣味:ピアノ、音楽鑑賞

将来やってみた仕事等:語学力を活かして国際関係の仕事

SSR受講理由:アウトプットが得意ではなくスキルアップしたいと思ったから

将来住んでみたいところ:ウィーン(コンパクトで整った住みよい環境)

 

住んだことのあるところ:日本国内(東京、西宮)

趣味:甘いもの好き、食べる

将来やってみた仕事等:情報デザイン

SSR受講理由:SSSの自分の街紹介で代表に選ばれまちづくりやデザインなどにも興味を持ったから

将来住んでみたいところ:西宮に住み続けたい(便利、山も川もあり自然豊か)

 

住んだことのあるところ:タイ

趣味:ダンス、歌

将来やってみた仕事等:人がどう行動するか研究したい、語学力を活かしたい

SSR受講理由:社会科の領域に興味があり、SSSがおもしろかったから

将来住んでみたいところ:枚方(便利、子育てのしやすさ)

 

このようにさまざまなバックグラウンドの生徒たち、また教員とで構成されているので、それぞれの視点からの意見が集まります。自己紹介では、お互いの住んだ場所や興味のあることや趣味について、質問をしたり意見を言い合うなどして一気に距離が近くなりました。

 

教員の自己紹介から

松野翔太教諭

住んだことのあるところ:東京出身、京都、大阪

SSRでは:自分も学びながら進めていきたい

自分のライフスタイルに合っている都市部が好き。最近は低消費電力設計に興味あり。

 

山田ショーン教諭

住んだことのあるところ:ミネソタ出身、ドイツ、トルコ、韓国、秋田など

SSRでは:自分も勉強できると感じる。車社会に疑問をもっているので興味深い。

将来は京北町に移住を考えていて、農業や林業など日本の田舎の素晴らしさを守りたい。Rasberry Pi4に興味があり。

 

 

 

 

 

 

 

 

アイディアを出すためのワークでは、文房具をテーマにアイディアを持ち寄りました。発想法は、分析モードと発想モードとに大きく分かれますが、今回のワークであるエクスカーションは発想モードです。「たしかに!」と実際に欲しくなるような文具、走りながら使える、水中でも書ける、消しゴムかすが自然に集まるなど、生徒たちの想像力が活かされ楽しい取り組みとなりました。この続きは次回します。こういった問題解決の方法も用いながら、この講座でも取り上げる社会課題に対して皆でよい解決策を探っていけたらと考えています。