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SSR(高校2年生)まちづくりプレゼンテーション③/リサーチブック

  • 2022.11.22
  • 授業

まちづくりに関する書籍を読み、レポートを書き、グループに分かれてからは意見を交換しながらまちづくりについての提案をまとめ、そしてプレゼンテーションの準備をしてきました。今日は各グループのプレゼンテーションの続き、3日目。そして後半はリサーチブックの主たるテーマ、タイトルを話し合いました。

 

●グループ3「よりよいまちづくりのために」

(読んだ本)

中島健祐著「デンマークのスマートシティ」(学芸出版社)

村上敦著「フライブルクのまちづくり」(学芸出版社)

島村菜津著「スローシティ 世界の均質化と 闘うイタリアの小さな町 」(光文社新書)

(内容)

京田辺市の特徴

活気あるまちづくり

車のないまちづくり

京田辺市で採用できるか


(提案)アルベルゴディフーゾ/カーポート住宅で活気あるまちづくりへの貢献ができる。

それぞれが住むまちが抱えている問題を自覚してよりよいまちづくりを行うために行動する必要がある。


●グループ10「市民中心のより活発な問題解決を行うには?」

(読んだ本)

西村佳哲、青木将幸、堀田裕介、中脇健児、鬼本英太郎、藤澤晶子 他著「地域×クリエイティブ×仕事」(学芸出版社)

木村純子、陣内秀信著「イタリアのテリトーリオ戦略:甦る都市と農村の交流」(白桃書房)

山崎満広著「ポートランド -世界で一番住みたい街をつくる」(学芸出版社)

(内容)

それぞれに読んだ本の参考になる政策紹介


(提案)

地域の特色を活かしたまちづくりを

豊かな日本の食文化を守る

農村地と都市の交流で農村を守る

住民と行政が対等に意見を交換する

住民に多くの権限を、そのためのワークショップによるトレーニングを


 

●質疑応答から

・車社会、特に京田辺のようなまちの範囲が広い地域では、車の移動が大前提であるところを、どうやって歩いて快適なまちにするのか。危機感を持つ、意識を変える、行政の公共交通の整備が課題。

 

●リサーチブックについてのアイディアを共有しテーマ/タイトルの案を出す

これまでの、課題図書、田附先生のお話、まちづくりのプレゼンテーション、グループでの話し合いなど、全ての講座での取り組みを振り返り、さらに発展させた話し合いをしましょう。いよいよ3学期はリサーチブックの作成に取り掛かります。その大切な、主たるテーマ、そしてリサーチブックのタイトルの候補を各グループ3つ挙げてください。興味深かったこと、ぜひもっと調べてみたいこと、それぞれの意見を聞いてまとめましょう。

(途中経過)

 

 

生徒たちはグループでの意見交換をとても活発に行っていました。

 

 

今日で2学期の講座が終わりますが、話し合った内容をまとめて、Google Classroomに提出します。これから本格的に取り組むリサーチブックの作成に向けて、適当に考えるのではなく、興味を持てること、ワクワクすることをしっかり整理し、また抽象的になりすぎず具体性を持たせることに注意してください。3学期の取り組みを楽しみにしています!