SSR(高校2年生)リサーチブック作成 各グループ経過発表
- 2023.02.21
- 授業
章のテーマごとにグループに分かれた生徒たちは、それぞれ原稿の作成にあたり内容をまとめています。今日は、途中経過としてその内容を発表し、全体で共有します。
●各グループの構成の紹介
各グループの発表より原稿の大まかな構成を紹介します。カテゴリーの中にもさらに区分けがされていて、調べたりまとめたりすることは役割分担により進められています。
【公共交通について】
①海外の交通、コンパクトシティとの関係
→セグウェイ、電動スクーター、トラム、LRT(欧州)、BRT(中国)
自動車に代わる公共交通の普及によるさまざまな効果
→環境保全、地域の経済活性、騒音問題解決、都市のスプロール化防止など
②日本の例
日本で使われている公共交通機関の問題点
→海外の公共交通機関を日本に取り入れるときの問題点
→日本の公共交通機関の改善点
③良い公共交通機関とは
交通機関におけるサービス
→バリアフリー、乗り物間のわかりやすくスムーズな乗り換え
→日本らしい正確さ、清潔さ、おもてなし精神
乗り物の進化版
→お寺トラム、学校トラム、電動キックボード、中国バス
それぞれの交通機関の相互乗り入れ
→駅を統一、乗り物に自転車等の持ち込みを可能とする
【コンパクトシティにおける公共空間について】
①ショッピングモール
ショッピングモールの利点
→一カ所で複数の目的が果たせる、アクセスが良い、対象の年齢を問わない、バリアフリー
ショッピングモールの問題点
→地元の商品がない、地元の商店街が集客力を失う、中心市街地の空洞化
商店街をショッピングモールに(香川県高松丸亀町商店街の取り組み)
→ただ物を売る小売業から、そこにいるだけで楽しめる場所作りを
②美術館
美術館の例
ルイジアナ美術館、鳥取県立美術館、富山ガラス美術館、アモレックス美術館、ノルウェー国立美術館
→美術館とは
→それぞれの美術館の特徴
→美術館とコンパクトシティの関係
誰でも楽しめる、アートに親しむ以外にも
くつろいだり交流できる場所、街の中心的な存在
③病院
病院の方針
→クリニックの点在、多機能を担う必要性、街の雇用創出
病院の利点
→地域との関り、訪問診療、一カ所に集約することで便利に経済的に
病院の欠点
→医者との距離、代替機能の整備
改善策とコンパクトシティにおける病院
→地域密着型、訪問診療の充実などによる高齢化社会への対応
【その他】
コンパクトシティ政策を実行した際の私たちが考えるメリット・デメリット
①デメリット
→路地裏の増加、街の無個性化、都市の空洞化、第一次産業の存在の軽視、
②解決のために
道路
→道は排除されない、場所によっては自由でインフォーマルな空間として使用、公共施設をつなぐ、歩行者天国、まちの骨格、環境・景観を形成、安全性の確保、障害のあるない人のどちらもの移動がスムーズ
設置物
→ゴミ箱、ベンチ、公園の水道など
→ユニバーサルデザイン、バリアフリーなど使いやすさ
自然とコンパクトシティ
自然との共存の必要性と方法
→コンパクトシティとエコの関係、グリーンカーテン