SSR(高校2年生)リサーチブック作成1
- 2023.01.24
- 授業
前回までの講座でリサーチブックのテーマをまとめ、取り上げたいトピックについても意見を出し合いました。次はいよいよ具体的にリサーチブック作成に取り組んでいきます。
●リサーチブック作成の前に(帖佐教諭より)
コミュニケーションセンターの担当もしていますが、CCの役割として、もちろん第一は図書館やコンピューター利用のできる空間として、そしてそれに加えて新しい取り組みとして人の集まる場所にもしたいと新しい企画を立てて実施してきたので紹介したいと思います。
【CCで新たな試みとして行ったイベント】
「MBAについての説明会」
「国立民族学博物館の『みんパック』ワークショップ」
学びの大きな1つの要素として人との関りがあり、人と関わることで、また知ったことをきっかけとして、コミュニケーションが増えるということもあります。こうした想いからCCの幅広いさまざまな活用を検討中です。皆さんのリクエストやアイディアもお待ちしています。武田先生のパブリックスペースの活用のお話の中にあった「1万人のイベントを1回よりも100人のイベントを100回!」がキーワードです。
●リサーチブックのテーマについて
コンパクトシティにおける公共施設・公共空間のデザイン
このテーマでリサーチブックを作成していくことになりました。テーマを決める上で重要なのは、内容の想像がしやすい、そしてテーマから具体的なイメージを持てることです。皆さんがなぜこの課題に取り組むのか、関心が持てるか、改めて整理することも大切です。
●リサーチブック作成の作業手順
1 構成(1章からまとめを決める)
2 役割分担(役割が決まればどんどん原稿を書き進める)
3 改善(原稿全体のまとまりなどをみて追稿、補足や修正を行う)
まず、編集長と副編集長を推薦で決めたのち、早速企画会議が始まりました。各章やその担当者はどうするのかについて活発に意見が出ました。
~話し合われた内容から~
序章にコンパクトシティの定義
公共空間の課題ごとに章の設定?
地域ごとの章の設定?
公共施設は何があるか
まちの地域性や文化にあった施設とは
まちでの異文化融合
ニーズにあった公共空間・交通機関
街や建物のデザイン、景観
廃墟の問題
各章での社会問題の扱い方
次週は、今日出た案や異見をもとに具体的に章分けについて決めてきましょう。