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SSR(高校2年生)レポートの仕上げとプレゼンテーションに向けて

  • 2022.10.11
  • 授業

生徒たちは2つのレポートの課題を完成させ、グループに分かれて書籍からの学びをもとにまちづくりについての提案をプレゼンテーションします。レポート作成の過程では、教員からレポートの書き方についてのレクチャーや、提出したものに対してコメ

ントを受け取り、ブラッシュアップしたものが完成しつつあります。

●プレゼンテーションの準備

グループでの話し合いはとても活発に行われていました。プレゼンテーションの準備の作業も順調です。関心のあることはさまざまなようで、まちと宗教の関りや選挙の投票率など、何をテーマに置いて提言をするか意見が交わされていました。プレゼンテーションのパワーポイントや原稿は、グーグルクラスルームでシェアし、改めて教員のアドバイスを受けます。

 

●特別講演のお知らせと準備

生徒たちの先輩で、現在ドイツケルンのルートヴィヒ美術館の元美術館研究員をされていた田附那菜さんに「公立美術館とまちづくり」について講演していただくことになりました。田附さんは、現在京都で開催されている「ルートヴィヒ美術館展」で来日されているところ、貴重なお時間をいただくことになりました。アートとまち、また公共施設という観点から、まちづくりの多くのヒントとなるお話を伺えることは大変楽しみなことです。生徒たちは、その講演に向けても、事前に学び、聞いてみたいことをまとめます。

ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館のコレクションは、市民のコレクターたちによる寄贈を軸に形成されてきました。ルートヴィヒ美術館展の公式ウェブサイトには、展覧会の出品作品について、「美術館と市民との生きた交流の証」と記されています。ピカソの数多くの収集でもとても有名でこちらのポスターにもなっている創設者のルートヴィヒ氏の自画像もピカソによるものです。

ぜひ美術館展にも訪れてみたいです。