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SSR(高校2年生) 課題図書-プレゼンテーション

  • 2021.06.28
  • 授業

SSR 1学期最後の講座となりました。準備を進めてきた課題図書のグループによるプレゼンテーションです。課題図書を読み進めながら、持続可能なまちづくりについて、調べ、講演を聞き、話し合う機会を持ったこともあり、それぞれの課題図書に対しても自分なりの考察が出来ていたようです。各書籍によって違う視点、取り組みがあることを知り、さらに深く興味を持つキーワードが効果的に紹介されました。夏休みを前に、これまでに様々な角度から課題に向き合い努力してきた生徒たちの1学期の集大成です。

 

●まちづくり心理学

まちづくり心理学とは、より実践的なまちづくりを目指すための革新的なあたらしい学問

キーワード:場所への愛着!

今までのまちづくりに欠けていた「街への愛着」がまちづくりの大きな要素

何のための誰のためのまちづくりか

 

 

 

●孤立する都市、つながる街

都市で生活する人が増える中、本当に都市での生活は自由で生きやすいのか?

都市でのコミュニティの希薄化による「孤立」という問題に着目しその解決法を探る

過去の反省から未来へ、シビックプライドを持ち周囲や地域と繋がることの大切さ

 

 

 

 

 

●あなたのまちの政治は案外あなたの力でも変えられる

「政治に関心ある?」

政治は私たちの日常と密接に関わっている、私たちの生活が政治そのもの、私たちの行動こそが政治

市民の目線から、身の回りの問題、自治体の政治や行政をわかりやすく解説

市民が意見を届ける重要性、その方法

 

 

●2030世界地図帳

30年後の世界を想像できる?

これからのテクノロジー、途上国だけでなく先進国の貧困、環境への影響と環境政策、ヨーロピアンデジタル

テクノロジーの観点からの議論とSDGsやパリ協定などの国際協調を俯瞰しながら考える

ビジネス、産業、人口、環境、貧困、地図でわかりやすく解説、見通しを立てる

急速なグローバル化、混沌とする現在においての新しい気づき

SDGsの関係は相互作用、自分事として

 

 

●MaaSが都市を変える

MaaS時代に必要な都市のイノベーション、世界主要都市の事例を紹介

MaaSとは、多様な移動手段の快適化

ITを活用したデジタル化、人間中心の街路再編によるグリーン・リカバリーが加速

交通手段が生活に及ぼす影響の大きさ、生活を支える様々なサービス

日本版MaaS、都市開発と移動サービスを一体でデザイン

 

●住みたい街を自分でつくる Choosing a Sustainable Future(前半)

ニューヨーク州にある人口3万人の自然豊かな小さな街イサカで、住民たちが創り出している持続可能な暮らしを、エコビレッジ・イサカの創始者である著者が紹介

誰もが医療を受けられる、より少ないエネルギーで豊かな暮らし

ファーマーズ・マーケット、教育、ゴミゼロ、省エネ住宅、再生可能エネルギーの最大限の利用、自動車から自転車利用へのシフトなど、アイデアを次々と事業化し、地域の中で経済をまわす

周辺へのよい波紋

 

●住みたい街を自分でつくる Choosing a Sustainable Future(後半)

イサカを取り巻く美しい環境、その恵まれた自然を愛し、自分たちで守りたいという気持ちから大資本から水源や資源を守る

ゴミも資源!ゴミを出さない循環

持続可能で豊かな未来のために、イサカの住民が新しく作り出す自分たちの文化

取り組みへの若い人達の関心の高さは発信力となり、さらに住民の問題意識の高さ、理解も深まり、行動へと

Bringing it All Together! 世界をより持続可能な社会へ導くことができるという可能性