SSR(高校2年生) 課題図書-プレゼンテーションに向けて準備
- 2021.06.22
- 授業
講座と並行して、個人では課題図書を読み進め、要約とそして教員による添削を毎週積み重ねてきました。課題図書は6冊、そのうちの同じ本を選択している生徒たちでグループになり、グループで本の内容についてポイントを整理したのち、プレゼンテーションをする準備としてシートを作成します。プレゼンテーションの形式は自由です。筆者の伝えたいこと、本の要約をはじめ、読んだ個人の意見、そして本からどのようなことが学べたのか魅力を存分に伝えてもらいたいと思います。発表本番は来週の1学期最後の講座で行います。
●課題図書●
城月雅大、園田美保、大槻知史、呉宜児『まちづくり心理学』名古屋外国大学出版会、2018年
リズ・ウォーカー『住みたい街を自分でつくる』三輪妙子訳、築地書館、2017年
落合陽一『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』SBクリエイティブ、2019年
五十嵐立青『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』ディスカヴァー携書、2015年
保井 美樹「つながり暮らし研究会」全労済協会編『孤立する都市、つながる街』日本経済新聞出版社、2019年
牧村和彦『MaaSが都市を変える:移動×都市DXの最前線』学芸出版社、2021年
【発表準備シートの内容】
- 役割分担(発表原稿・発表資料作成・発表構成)
- 発表構成(導入・本論・結論)
- 発表で最も重要な内容・伝えたいこと・発表の軸
- 使用機材(パワーポイントを使う場合はパソコン、スクリーンなど)
今日は生徒会のイベントである「日本文化の日」、今年は予防対策をして学年ごとに日程を分けて実施しています。多くの生徒が浴衣姿での艶やかでもあり涼やかな教室の風景になりました。生徒たちはそれでも普段と授業と変わらず、グループでの話し合いでは筆者の伝えたいこと、また自分が感じたことなど活発に意見交換し、発表へ向けた準備の役割分担、シートへの記入と、教員のアドバイスを参考にして作業を進めていました。