SSS(高校1年生)まちづくりプレゼンテーション ークラス代表
- 2023.10.26
- 授業
市長の講演に続き、今日は投票により選ばれた代表生徒の「まちの魅力を伝えるスライド」を発表してもらいます。生徒たちは、まちの魅力を発信するために、スライドを作る際にどのようなことを工夫したか、また、どのようにして発信をすれば他の生徒たちの心をつかむことができるかということも合わせて説明しました。
ここでは発表されたスライドの一部をご紹介します:
●A組代表 [京田辺市]
・ 京田辺市の本当の魅力は観光面ではなくて「住む」という面にあると思うので、「住みやすいまち」という見方でまちを紹介できるようにスライドを作った。
・ 都心部へのアクセスの良さや住むために必要な施設の充実について写真を入れてわかりやすく説明した。
●B組代表 [葛城市]
・ 安心して子育てができるまちを伝えたかったので、犯罪率の低さや医療制度が全国1位の情報を入れた。
・ インスタで情報発信や市民と交流をするなど、生活に寄り添ってくれる市長の存在をアピール。クイズ形式で印象に残るようにプレゼンテーションをした。
●C組代表 [生駒市]
・ まちの魅力を伝えるために、市の広報誌のようなデザインのスライドにし、市のキャッチフレーズも入れて、実際の広報誌みたいになるように工夫した。
・ シンプルで見やすいフォントにして、情報量が多くてもわかりやすくなるように心がけた。
●D組代表 [Dubai Marina]
・世界1位のものが大好きなまちで、「高級感」、「近代都市」や「近未来感」を伝えるためスライドの背景、枠や文字の色を統一し、一目でわかりやすいライドにした。また、写真の形は五角形やとがった形にすることによって、より印象に残るようにした。
・まちの場所がすぐわかるように地球儀を載せてピンで表示し、わかりやすくした。
●E組代表 [Auckland]
・海の美しさをアピールするために、スライドの背景を海の画像にした。
・人口が多く、自然がないイメージを払拭するためにビーチやそこから見える火山の写真を入れて、まちの魅力を説明。
●F組代表 [Hamburg]
・ 都市再開発が進行中の「ハーフェンシティ」を紹介。どのような再開発が行われているかを数字データでわかりやすく説明。
・ペット殺処分ゼロや犬税などのペット政策や、ペットとの移動などの説明を入れて、ペットにやさしいまちづくりをしているまちの魅力をアピール。
【発表を終えて】
元気な声で「こんにちは!」とスタートして視聴者の注目を集める生徒、クイズ形式で興味をひく生徒など、スライドの内容や発表の仕方にそれぞれ個性がありました。国際らしさを感じる様々なまちについての発表となり、発表者自身がその地域に住み、育った経験から地元出身者ならではの情報が満載で楽しく視聴することができました。また発表者自身も自分のまちについて調べ、それを人に伝えることによって普段はあまり意識をしていない自分のまちへのシビックプライドに気付き、魅力を再発見することにつながったようです。