SSS(高校1年生)シビックプライドを高めるために -まちの政策を立案し、提案する
- 2022.01.22
- 授業
1、2学期を通してSDGs、シビックプライド、様々なまちづくりの事例や様子とその違いについて学び、2学期には上村京田辺市長にも来ていただきお話を伺いました。前回は、これまでの取り組みで印象に残ったことを話し合い、まとめて発表してもらいましたが、京田辺市長のお話が印象に残ったという意見が多く、何気なく過ごしている京田辺について関心を持つようになった人が増えたことがわかりました。
今後は、クラスでグループに分かれて京田辺市に提案する政策について話し合い、最終的には「政策コンペ」を行おうと考えています。皆さんは私たち一人一人に憲法16条にもとづく請願権が保障されていて、地方自治体や国に対して、希望を述べることができることを知っていますか?今回の経験を通して、自身で住んでいる自治体に政策提言をしてみるのも意味のあることだといえます。
【クラスのSSS委員を決めよう】
各クラスで、政策案を仕上げていく際の、まとめ役を3名決めることにしました。決め方もクラスそれぞれ。A組は立候補ですぐに決定しました。
【政策の案を挙げる際のチェック項目のリストをつくろう】
希望や政策案はたくさん挙がります。その中で、ある一定のチェック項目をつくり、それに当てはまっているかを検討することで、ある程度現実性や実効性のある案なのかどうかを絞ることができます。
まず、個人でチェック項目を考え、クラス委員で、10項目にまとめることになりました。ここにはA組で出た項目の案を紹介します。とても素晴らしく今後の政策立案も楽しみです。
●A組で挙げられたチェック項目(一部抜粋)
・今1番それが必要なのか
・一部の人だけに得してないか
・最大限お金を削減できているか
・市民は本当に望んでいるのか
・その政策は今後も必要か
・後世が困ることにはならないか
・投票をしたりしていたら2/3ほどが賛成しているとし
たら1/3の意見も少しはとり入れているか
・他にそのような政策をしているところで成功例はあるのか
・人間のこと以外も考えているか
・地球に優しいか(政策によるが)
【今日の課題】
京田辺市の特徴や課題について市長の講演を振り返ったり、ウェブサイトなどを見てまとめておきましょう。