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SSS(高校1年生) In-Class Presentation

  • 2024.09.02
  • 授業

高校1年生にとって高校生活初めての夏休みを過ごし、SSS講座から2学期の授業が始まりました。本日の講座は、夏休みの課題であった「街を紹介するPDF作成」の発表です。各クラスで、各自作成したPDFを発表し1分の持ち時間内で補足をします。全員に配布されている評価表の各項目でポイントを多く得た3人がクラス代表として選抜され、次回ホールにて学年全体の前で発表を行う予定です。


発表の前に

PDFの提出にあたっては、いくつか決まり事がありました。提出の期日などの決まり事を守ることは大原則です。教員からコメントを受けた場合にはできる限り早く対応し、「修正しました」「先ほど対応しました」などの一言を添えて再提出することも常識的なマナーです。こういった対応は今後どのような場面においても大切なことですので、これを機会にしっかりと再認識しましょう。発表のメモについては、スマホでは文字も小さく視点が下に向きがちなので、せめてiPadくらいの大きさのもので、また要点のみをまとめたものを用意し、しっかり聴講者の表情を見ながら発表できるようにしましょう。


●発表

生徒たちが選んだ街は、過去に住んだことのある街や育った街が中心ですが、あるクラスだけをみても、30都市、8か国にも及んでいてそのバラエティはとても豊かです。これは同志社国際ならでは、またPDFについてもその街らしさ、作成者の個性溢れるものでした。これが初めての街紹介だったかもしれませんが、その発表からはもう既に自分の街に対する思い入れや、好きな点を紹介したいという気概に溢れていたことが印象的でした。また生徒たちは他の人が作成する街紹介にも興味深く耳を傾けました。


PDFで紹介された街

高知市、奈良市、橿原市、名古屋市、長久手市、枚方市、京都市、橿原市、大阪市、豊中市、八尾市、横浜市、熊取町、木津川市、京田辺市、柏原市、鳥羽市、ハワイ、アーバイン、レキシントン、ブルームフィールドヒルズ、チャールストン(アメリカ)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、ミラノ(イタリア)、香港(中国特別行政区)、長春市、ハルビン市、大連市(中国)、高雄市(台湾)、チューリッヒ(スイス)、プラハ(ハンガリー)など

 

街紹介のPDFの一部→

 

●評価について

さまざまな発表を通してPDFを比較すると、見ただけで情報が伝わりやすいものの特徴があることもわかってきます。デザインや色、文字の大きさ、内容など、今後の参考になるものが多くありました。PDFのバックを写真にしたり、文字の色で強調したり、中には「学・住・游」とキーワードを活用したり、「ちょうどええやん」といったキャッチコピーを効果的に繰り返す工夫をしたものもありました。また、評価はあくまでPDFの評価です。評価表の判断項目に沿って、見やすいか、その街の魅力をわかりやすく理解することができるかなどの評価であって発表者の補足における話の上手い下手は今回は除外です。

 

今回の課題では、改めて街に目を向けるよいきっかけとなり、自分の知っているはずの街を再確認し、人に紹介したいと思うその良さにも気付くことができたようです。またそれに加え、他の人たちの発表から知らなかった街についても興味を持ち、クラスメイトの新しい一面を知る機会にもなりました。これを機にそれぞれの街について話が弾み、そしてそこからさらに街への関心が高まることがあるかもしれません。2学期は、学校が所在する京田辺市の上村市長をお招きし、どのようなまちづくりをされているか、どのような工夫があるか、また市長ご自身がどのような気持ちで市政に取り組まれているかなどについてお話を伺うことも予定しています。まちづくりを通して考え、調べを進める過程で、自分たちの将来の方向性についてヒントを得られることがあるかもしれません。