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SSS(高校1年生)京田辺市への政策提案 -クラス内発表

  • 2023.02.04
  • 授業

京田辺市への政策提案をグループで取り組んできました。いよいよ今日は、クラス内で各グループが発表をします。生徒たちの手元には評価シートがあり、それぞれのチームの発表を聞き、評価の観点を考慮してメモを取ります。最後には、全体の評価を振り返り、総合的にクラス代表としてふさわしい政策案を1人1人が決定して提出します。

●評価ポイント


実現性・実用性/費用対効果(効果・コスト)/独自性(独創的・画期的)/公平性・平等/将来性(持続性・維持性)


●発表 -A組

【空き家を減らして安心安全な京田辺へ】

課題として空き家問題を取り上げ、若者を中心に高齢者も巻き込み、空き家利用でカフェ、シェアオフィス、ストレッジ、民泊などを運営する。

【若い層に京田辺を知ってもらう】

若者の定着率が低いことを課題に取り上げ、京田辺市の高校生と市役所が連携したインスタグラム委員会を立ち上げより多くの情報発信を継続的にする。

【少子高齢化対策】

少子高齢化を課題に取り上げ、京田辺市の体験プログラム、空き家を活用した移住体験など企画し、若い年齢層を呼び込む。行政にも補助をしてもらい後押しをする。

【京田辺市を観光地へ】

市の認知度の低さと労働人口が少ないことを課題とし、既存のものを見直し活用する企画として「京田辺市野外活動センター」を地元の人や観光客の憩いの場となるよう整備する。

【交通整備に関する政策】

街灯が少ないことを課題として取り上げ、LEDや太陽自家発電の街灯を増やし、設置しやすいフットライトなども問い入れて電力も抑えつつ雰囲気もよく安全安心なまちづくりをする。

【自転車のレンタルサービスの普及】

満足度調査で買い物の不便さが上位だったことを課題として取り上げ、都合の良い時、場所で乗降できる自転車ポートと幅広い年齢層に対応したレンタルサイクルを整備する。

【ヘルスフェスタの開催 -ヘルスターズ】

市に寄せられた要望から気軽な健康作りを課題として取り上げ、田辺公園にて、特産品の販売、市民の交流などを取り入れたヘルスフェスタを毎月開催する。

【つながり「京都コネクト」】

コロナ禍でますます希薄となった人と人の繋がりを課題として取り上げ、昔ながらの京田辺駅東側商店街の活性化、地元の商店による週末限定の露店など開催し、交流の場を作る。

●A組のクラス代表チーム

生徒たち各自が記入したチャートはすぐに集計されました。その結果、【自転車のレンタルサービスの普及】を提案したチームが代表に決まりました。サイクリングポートやレンタルサイクルの普及を通して、誰もが公平に利便性の良さを実感することができること。また利用者にはバス利用時のポイントの付与など公共交通との連携、自家用車中心から自転車や公共交通の利用促進による、安全なまち、住民の健康増進も叶えるというコンセプトが評価された理由でした。これまでに学んだ街の取り組み、コンパクトシティも参考にしていました。

2週間後にホールで全体発表に臨みます。それまでに、評価シートの結果を分析し、またGoogle Classroomに寄せられた他チームからの「発表に対する意見」「改善点」を考慮し修正を加えてさらに提案をブラッシュアップする予定です。