SSS(高校1年生)研究とは?
- 2021.09.04
- 授業
緊急事態宣言発令中の2学期のスタートとなりました。高1全体での講義が1つの特徴でもあるSSS講座ですが、しばらくはオンラインを利用した分散スタイルで感染予防対策をしながら授業を進めていきます。2学期より全クラス、電子黒板システムとプロジェクターが導入され、オンライン化へのスムーズな移行を進めています。
今日は、1学期に学んできたSDGsや、持続可能な「まち」について考えるうえでの基礎的知識から、さらに研究を進めるための具体的な作業、プロセスについて説明します。
【研究を進めるプロセス】
①研究対象の明確化 ⇒ ②研究対象の調査 ⇒ ③研究対象の分析 ⇒ ④研究成果
- 調査とは
・ 机上の調査
先行研究などの多くの資料収集と検証
・ フィールドワーク
「百聞は一見に如かず」
- フィールドワークの注意点
・ 目的をはっきりとする
・ 計画を立てる
・ 先方とアポイントを取る
- 本校WWLプログラムとフィールドワークの紹介
どのフィールドを調査対象として選択するか
1 柏の葉「課題解決を目指し、公・民・学連携で目指すスマートシティ
2 富山市「歩いて暮らせるライフスタイルを可能にするコンパクトシティ(SDGs未来都市)」
3 京北町「人と自然、文化が輝く、京北版『創造農村*』」
4 近江八幡市「SDGsへの取り組みで目指す、人がつながり未来をつむぐまち」
5 淡路島「移住者による豊かな地域資源の再発見を通した、働くことと生きることがつながるコミュニティ
6 神山町「移住者の多様な働き方によって生まれる、全員参加型コミュニティ」
各地で「豊かさ」を見つめ直し、地域の課題を乗り越えて人々がどう豊かな人生を送ることができるかといった独自の取り組みが始まっています。自分たちの未来を描くにあたっても、これから訪れるかも知れないこういった地域の活動に興味を持って欲しいと思います。次回からはより深く、各フィールドワーク候補地について学んで行く予定ですので楽しみにしてください。