1学期最後のSSS講座です。楽しく学んだことを振り返りたいと教員でSDGsクイズ大会を用意しました。司会は山田ショーン教諭です。今まで学んできたSDGsについて、「kafoot」というクイズ型アプリを活用して、全員参加で挑戦します。わからない問題は、推測してみて、その結果がどうであったか確認することも大きな学びになりますので皆さん、真剣に、頑張ってください！クイズの上位3名には教員からプレゼントも用意しています。

全40問、早押しで正解上位5名が数問ごとに発表されます。難問、また英語での問いも入り交じる中、正解発表の都度入れ替わる順位に生徒たちは一喜一憂しながら、一生懸命クイズに解答していきます。SDGsのほぼ全てのゴールを対象とした出題であったため、クイズに答えながら改めて世界の現状を知ることにもなりました。飢餓、性暴力、未就学、水へのアクセスがない、また出生登録すらされず法的に存在しない子どもの数など、多くの生徒が自分たちの予想をはるかに上回る現状の深刻さを目の当たりにしました。世界では想像を超える多くの人がその生まれた環境のせいで、大きな苦難の中にいることを実感する時間でもありました。SDGsは誰かのためではなく、もしかしたら立場が違えば自分がその苦難の中にあったかも知れない、解決しなくてはいけない当たり前の課題であるということを理解して欲しいと願っています。

【上位3名の生徒の感想】

「勉強して来て良かったと思った」

「思ったより『やばい』厳しい環境の中にいる人達がいると思った」

「SDGsを学ぶ大切さ、問題が実際に起こっていることを再認識することができた」

【教員より】

• 他人事ではなく、自分を中心に世界を変えるというくらいの気概を持って欲しいと思っています。一緒に考えていきましょう！（山田教諭）
• 実際に自分に何ができるでしょう？皆地球人としてまず知ることです。知ることができた皆さんと2学期から次のステップへ進みたいと思っています。（福田教諭）
• 前回紹介した夏休みのコンテスト等には、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください、得るものはあっても失うものは何もありません。夏休みの課題であるスライド作成も楽しみにしています。元気に新学期お会いしましょう！