新島襄は、自立していること、自由であることを尊重しました。
誰よりも「自由」の価値を重んじた新島の精神は、自発的に行動し、自分の力を発揮できる人物を育てる豊かな学びの土壌となっています。
自由主義とは、「自分にしかできないことを表現すること」ではないか。近年、技術が進歩することで機械には担うことのできないフィールドで結果を残す人材が求められるようになってきた。僕の考える自由とは、自分にはできて、他人にはできないことを追求すること。学校で平等に受けた教育を、どう自分自身に落とし込み、いかにその知識を発展させ、「自分」という唯一無二の存在を作り上げ、世界へ飛び出すか。それが自由主義教育の本質だと僕は考える。
同志社国際は自由がいっぱいの学校です。けれどこの学校の自由は、ただただ生徒が好き勝手にするということではありません。自由にともなって、責任を持つことを学びます。それを一番感じられるのは文化祭、体育祭や合唱フェスティバルなどさまざまな学校の行事です。何でも先生に頼るのではなく、生徒達が中心となり自立して互いに協力し合い責任をもって行事を作り上げるのです。このように私たちは、学校のいろいろな場面で自由を通して常に責任を学んでいます。
学生時代に所属していた同志社ラグビー部は、「型にとらわれず自由奔放」と称された。40数年前にして選手主体の民主的で自由な発想を大切にするチームであり、そこで多くを学んだ。自由の中ではぐくまれた自ら考える姿勢が、自主自立、他者に寛容であること、ひいては良心をもつことにつながっていくのではないだろうか。「自ら考え、自らを育てる」ことが同志社の学びであり、生徒も教員も、日々この場所で自由に学んでいる。
Liberalism allows people the freedom to explore themselves and their values, helping create a more diverse and passionate body of voices. Every part of the human body fulfills a special role, and all these individual parts combine to create a strong, healthy existence. At Doshisha International, I use this freedom to teach what I am passionate about, and this freedom allows me to do the best that I can to make our school and our society a healthier, happier place.